チャンス

こないだ久々に寿司チャン(家族は普通の夕飯を食べるが、俺だけ諸事情で

外食や弁当などで済ます日に大好きな持ち帰り寿司などを買って食えるチャンス)

があって、寿司チャンには9割がた京樽的な持ち帰り寿司にするが、

この日は、あ、久々にシウマイ弁当じゃね?となって池袋の西武で崎陽軒に行った。

 

崎陽軒コーナーはめちゃくちゃ並んでいた。

おまえらシウマイ弁当なんていつでも食えるのに、並んでまで来んなよ、と

並んでいる俺は勝手なことを思った。

新幹線はだいたいシウマイ弁当で、外回り仕事の頃は、それにコロナの前の帰省とかも

よく食った。しかし環境が激変して俺のシウマイ弁当もなんだかんだで1年ぶりとか

だ。

王道のシウマイ弁当以外は売り切れになっていた。

俺の前の客は一人で4箱買っていて、夜に4箱。。。

家族でシウマイ弁当食うんかな、、、家で、、、とてもいい。。。

兄と妹でタケノコとかまぼこの交換とかすんのかな、と思った。

 

あと、シウマイ弁当は860円くらいするが、なんか微妙に高いといつも思う。

うまいし買うから別にいいんだけど、680円くらいの食い物って感じなんだよな。

別にいいんだけど。

 

家に着くと家族はもう食事が終わっていて、

ニュースを見ながらビールとシウマイ弁当。テンションが高まる。最高のひとときだ。

夏!クラブ!ナンパ!思い出!

部屋と!Yシャツと!私!

ニュース!ビール!シウマイ弁当

 

打線も組んでしまう

1(ニ)昆布佃煮

2(三)かまぼこ

3(中)シウマイ

4(遊)タケノコ煮

5(捕)ごはん

6(一)唐揚げ

7(右)焼き魚

8(左)卵焼き

9(投)ガリ

監督 醤油

補欠 梅干し

補欠 あんず

 

正直、シウマイ弁当で一番うまいのはタケノコ煮である。

というかシウマイ弁当はシウマイがうまいのではなく、おかずのバランスが

すごいと思っている。そしてそのバランスは、シウマイやごはんといった

スター達をタケノコ煮がうまく引き出しているところにある。

あんまうまくないパサパサの焼き魚もその後にタケノコ煮を食うことで

焼き魚も結構うまかった印象になる。

タケノコ煮がシウマイ弁当の功労者だ。

 

あと、醤油の存在もすごい。シウマイは勿論。唐揚げ、焼き魚、卵焼きといった

下位打線にもハッパをかけて変哲のない味をまあまあうまいに変えてくれる。

マキタスポーツさんはシウマイに醤油をブッ差して注入するという。

おいしさのケツバットだ。

 

そんな名手タケノコと名将醤油だが、梅干しとあんずには

手を焼いているらしい。

あいつらとは全く噛み合わん。実力ないし、終わってるよ。

おシウマイだ。だって。