愚痴をこぼす

一晩経っても、てんで収まりがつかないので、書く。

 

昨日、ウチの父が喪主となる葬儀があった。

少ないながら、親戚や知人友人が参列に来た。

 

坊さんの読経が滞りなく終わり、まもなく出棺ですとなって最後の別れを

惜しむ段になったとき、一人の知人と思われるババアが急に祭壇の前に

カットインしてきた。そしてデジカメを出して祭壇と遺影をパシャっとやった。

で、さらに棺に近づき亡骸も撮った。

 

俺は唖然として、あ、あ、、、、としか言えなかった。

ババアは、いやー失礼しちゃって(てへ)という顔で悪気もなく

自分の席に戻った。

 

どういう神経なんだろう。

喪主にも誰にも断りもせず、撮りたいと思ったものを撮る。

自分が撮りたいものだから、メモリーにしたいから、誰かに見せたいから、

見て感想を言ってもらいたいから、撮る。遺影だって亡骸だって撮る。

決して撮られた側の気持ちは考慮されない。

 

なんなんだこの世界は。

そんな無神経さを助長するためにテクノロジーがあるのならば、

俺はそんなものいらない。

 

以上、愚痴であります。糞ババアめ次に会ったら

火ぃついた線香の束、鼻にブッ差してくれるわ。

 

なお父は超ド級の口ベタで、最後の喪主挨拶のとき、

本日は遠いところ、、、ありがとうございます。そういうわけで、、、あ〜、

今日はもう何も、、、言う事が、、、思い浮かびません。。。

と、ある意味正解な事を言った。

俺もまったく同じ気持ちだった。