大島
大島さ~ん!
児嶋だよ!
会社でも自宅でも友達といるときでも、
願わくば、児嶋だよ!のような存在でありたい。
児嶋だよ!の何がすごいかと言うと、
他者Aが大島さ~ん!を言った段階で、
そもそも(児嶋だよ!)が返ってくることが前提なので、
Aは大島さ~んを言った時点で既に自分がおもしろ状態にある、
という仕組みになっていることである。
児嶋の存在がすでに相手を面白いことを言う気持ちにさせている。
笑わせるつもりがないのに先に相手がいい気分になっている。
相手が気分がいいと自分も気分がいい。
また、本人の懐の深さもないといけない。
というと恰好いいが、利用するのがある意味自尊心の部分だから、
つまり限りなくどうでもいいと思っていないと心をやられてしまう。
児嶋だよ!ができるということは、常に児嶋が自然体であるということだ。
また、笑いが発生するにあたり、相手を選ばないのもすばらしい。
自分から名乗り笑いを取りにいくシュウペイですや斉藤さんだぞや
にしおかすみこだよは、相手あってこそで笑いが生まれない可能性もあるが、
児嶋だよ!は年下や一般人でも成立する。
名前を少し変えて呼んだだけで笑いになる。
万一、名前をそのまま呼んでしまっても、児嶋が優しく「そこは大島さんだろうが」
と言ってくれる。笑いになる。
まだまだ修行が足りない身だが、心持ちとしては児嶋でありたい。
児嶋みたいなものが世の中に3%くらいはないといけない。
いや大島で、やっぱ木島でありたい。
児嶋だよ!